スーツのペンポケットとは？胸ポケットにペンを入れるのはタブー？

監修者：テーラーJizi　アトリエ縫製職人　山根

 

 

 

スーツの「ペンポケット」をご存知でしょうか。

ジャケットの左内ポケットにある小さなペン用のポケットのことです。

 

胸ポケットにペンを差す方もいるかと思いますが基本的にはマナー違反といわれています。

元来の意味とともに紹介しますので参考になれば幸いです。

 

 

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スーツのペンポケットとは？胸ポケットに入れるのはタブー？

 

ペンポケットはペンを入れるためだけに作られたポケット。

スマートに取り出すことが出来るので、ビジネスマンには活用していただきたいディティールです。

内ポケットにそのまま入れてしまうと、ポケット内でペンが倒れてしまいシルエットにも影響してしまいます。

 

 

胸ポケットに入れるのはタブー？

 

胸ポケットにペンを差している方も多いかと思います。

ですが胸ポケットは本来、ペンを差すポケットではなくポケットチーフを入れるポケットです。

そのため厳密に言えばペンを差すのはNGだと捉えておきましょう。

 

ただ、現代では高級ペンは装飾品として見られる場合もあるため、少しカジュアルな場面ではアリかもしれませんね。

その際はペンのフックで生地を傷めないように気をつけて下さい。

 

 

スーツのその他のポケット紹介

 

ペンポケット以外にもスーツにはさまざまなポケットが存在しています。

ポケットなのに使うことが推奨されないものもあるので、この際に確認しておきましょう。

 

 

内ポケット

 

 

ジャケットの内側に付いているポケット。

こちらは物を入れてもよいポケットとされています。

ただ、薄い財布やスマホくらいに抑えておかないとシルエットが崩れますよ。

 

 

タバコポケット

 

 

ジャケットの左身の内ポケット下にあるポケットです。

名前の通り、本来はシガーケースを収納していたようですが、厚みがあるものはシルエットに影響するのでおすすめできません。

 

 

名刺ポケット(チケットポケット)

 

 

ジャケット左身の内側の胸付近にあるポケットです。

名刺にちょうどよいサイズで、チケットポケットと呼ばれることもありますよ。

当店ではオリジナルの角度にして、中のものが飛び出ないようにデザインしています。

 

 

忍びポケット（ジャケット）

 

 

ジャケットの右腰ポケットの中にある小さなポケットのこと。

小銭や鍵などを忍ばせておくポケットとされています。

 

 

忍びポケット（パンツ）

 

 

パンツの右脇ポケットの中にある小さなポケット。

こちらも小銭や鍵などを入れるためにあります。

 

 

チェンジポケット（パンツ）

 

 

チェンジとは日本語で「おつり」のこと。

つまり小銭を入れるためのポケットで、パンツの左右どちらかのベルト付近にあります。

フラップが付いていて飛び出ないようにしているものも。

 

 

Jiziならポケットの長さやデザインも変えられる

 

服にはさまざまなポケットがありますが、本来の意味では使わないものも多いです。

現代ではそこまで厳格に決まっていませんが、洋服に詳しい人は指摘してくることもあるかもしれませんね。

 

ちなみに、ペンポケットはテーラーによっては有料オプションになる場合もあります。

当店Jiziでは洋服自体のデザインもお客様が決められるオーダーを承っているので、非常に自由度の高い服を作れますよ。

 

ペンポケットだけでなく、

「この場所にこのサイズのポケットをつけたい！」

「スマホをぴったり収納したい！」

などこだわりのある方は、下記よりぜひお気軽にご連絡ください。

 

 

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